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効果のない健康食品や副業に対する広告について思うこと

コロナ禍において、コロナに効果がある!的な広告は日本政府?やら薬事法?に駆逐されました。(たぶん)業界的に有名なのはタンポポ茶 (ショウキT-1) をインフルエンザを含むあらゆるウイルス性の疾患(すいません、専門じゃないのでホントは違うかもですか・・)に対して効果があるとホームページなどでうたい、取り締まられたこと。

 

たんぽぽ茶ことショウキT-1を強くおすすめして御用になった会社さんのブログを見ると、結構過激な内容です。私自身それほど薬事法などに詳しくはないのですが、広告業に関わるものとして、まぁいつかはお咎めがあるんだろうな・・という印象でした。(明治さんとかも苦労されてるみたいですし・・)

 

別段、薬事法に関連する商品ではないのですが、最近動画広告を駆使した、少し怪しい商品、ビジネス(副業が中心になりますが)がすごく多い気がします。これはコロナウイルス感染拡大が招いた副産物・・に思われがちですが、一概のそうでもなく、以前から広告媒体を変えて多く行われており、有名な青汁王子も視点を変えれば同じようなことをしていると言われる内容です。

 

何が言いたいかと言うと、数値的な根拠皆無なので、何ら統計学にも科学的にも意味を成さないのですが、「いや、それ、効果まったくないから」的な広告が動画広告に大量に流れ込んでいるように思います。

 

「これを飲めば痩せる」「これをやれば簡単に稼げる」的な「簡単に○○できる」広告が動画が溢れかえっています。一時期(通報などの準備ができるまえに削除する、同じ公広告を見ることがなかなか難しいので摘発しづらい・・などをついたものなんだろうなって思うのですが。)凄まじい数が表示されていました。(すいません。私の雰囲気からくるところなので、統計はありません)知識を持ったもの(中途半端であっても)にとっては、「いやいや、おかしいでしょ」という内容が、高らかに「効果がある!」と発信されているのです。

 

これは、コロナ禍だからということなのかもしれませんが、広告を請け負っている業者にも問題があるようにも思えます。

 

青汁王子を引き合いに出したのは、アフィリエイトなどを利用した「契約破棄ビジネス」とでも言えるようなものを推進した・・それは、王子逮捕をきっかけ?に一時的に盛り上がったけれど、2021年の今ではすっかり下火。今更やりだそうっていう人の気が知れない状態になっていますが、(青汁王子の飛躍ははそれだけじゃないんだけど)それら商品を売ってる人が、youtube広告などの「足のつきにくい動画広告」に移動しているご様子なのかなと。

 

インターネットで動画コンテンツを見ることが多くなっていると思うんですけど、今一度、興味がある広告に、「それって本当?」と思える感覚を持っていただきたいし、広告を出す事業者の皆さんも、いろいろな目にさらされていると意識すべきだと思いました。

 

とはいえリスクばっかり意識していれば、何もできなくなっちゃうんですけどね。

 

 

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